酵素たっぷりのお味噌汁を作るポイント

発酵食品は非常にお勧めな食品です。その中でも、日本で伝統的に用いられてきた大豆発酵食品の味噌はぜひ食習慣に取り入れて欲しいものの1つです。

おいしくて酵素がたっぷりのお味噌汁を作るには、下記の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 具材を柔らかく煮たら一度火を止めて、70℃前後(手で触れるけれど熱いと感じるくらいの温度)になってから味噌を溶かし入れる。
  • 味噌を入れたら、温め直す場合も沸騰はさせない。
  • 味噌を買うときは、原材料表示を確認し、添加物が入っていない本物の味噌を選ぶ。

発酵食品の耐熱温度について

発酵食品の酵素は生の野菜などよりも変性温度が高く強い酵素だと言われていますが、それでも耐えられる温度は70℃前後という説が現在有力です。発酵食品の酵素効果を最大限に活かすために、味噌汁は沸騰させないようにしましょう。

 

お味噌の質について

価格が安い調味料添加物が非常に多く使用されている食品の1つです。

「だし入り」や「減塩」などの表示があるものは一見健康そうに見えますが、大量の添加物が入っている可能性があります。昔ながらの製法で作る味噌や醤油は、原材料費や手間や時間がかかるため必然的に価格も高くなります。その手間やコストををかけずに作るためには、どうしても添加物が必要になるのです。

添加物が使用されていない「本物の調味料」を選ぶポイントは、製品の裏の原材料表示を見る事です。

本物の調味料の見分け方

  • 昔ながらの本物の味噌の原材料表示・・・『大豆』と『米(麦)』と『食塩』から作られる。原材料表示に他のものが記載されていないもの。
  • 添加物が入った味噌風調味料・・・調味料(アミノ酸等)、ビタミンB2、酒精やアルコール、保存料(ソルビン酸)などの表示があるもの。

調味料は料理の味を決める大切なものであり、特に発酵調味料は私たちの体を整えてくれる働きがあります。本物の調味料は一見高価に感じれますが、「本物」にはそれだけの価値があります。

安い調味料を使い続けることで体調を崩して薬を使用したり、
添加物の影響で肌荒れが起こり、それを治すために高い化粧品を買ったり、
体に必要な栄養素が十分に摂取できないことでホルモンバランスなどが崩れ、毎日なんとなくお菓子を買ったりする事を考えると、
本物の調味料に出す金額は決して高くはありません。

「素材本来の味」や「体に必要なもの」がおいしいと感じられる味覚を取り戻すため、自分や大切は人たちの健康のためにも、本物の安心できる調味料を選んでいきましょう。

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