爽やかで刺激的なジンジャーアップルスムージー
材料(大きなグラスで2人分)
- パイナップル・・・・・・・・・1/4個
- りんご・・・・・・・・・・・・1/2個
- しょうが・・・・・・適量
作り方
- 材料はしっかり洗い、適当な大きさにカット。ミキサーのパワーが弱い場合は、小さめにカットするとよい。りんごは種を取り除き、皮ごと使用する。
- ポイントは水分量の多い果物から先にいれていくこと。この場合は、パイナップル→りんご→生姜のすりおろしの順番でいれると水をいれなくてもまわしやすい。生姜は最初は少なめにいれて、少しずつ好みに合わせて足していく。
- 充分に撹拌したらグラスにそそぎ、フルーツなどでトッピングをして完成。
効能、栄養素など
温め食材の代表格「しょうが」
生姜には血行を促進し、体を温める効果があります。これは生姜に含まれるショウガオールの働きによるものです。また生姜の辛味成分であるジンゲロールには、殺菌作用や、免疫細胞の数を増やして免疫力を上げる効果もあると言われています。このジンゲロールは加熱と酸化に弱いため、生で使用する場合は、頂く直前にすり下ろして食べるのがおすすめです。
もし使う度にすり下ろすのが面倒な場合は、お手軽なジンジャーパウダーも取り入れてみてください。チューブタイプよりも添加物が少なくおすすめです。
スパイスを使用する際は、少なめの量から始め、少しずつ足していくのがポイントです。冬は温め食材として、夏はさっぱり刺激的なスムージーとして取り入れてみて下さい。
しょうが使用のポイント
体を温める目的ならドライジンジャーパウダー、風味をつけたり夏に使用する場合は生しょうががおすすめです。
生姜は生のままだと陰性の食材です。薬膳食材としても知られていますが、生の生姜には発汗作用・代謝を促すジンゲロールという物質が豊富で、体をすぐに発汗させ、熱を下げる作用があります。また同時に殺菌作用もあるので、夏場の食材が傷みやすい時期には大活躍します。夏の冷や奴のおろし生姜や、酢の物にせん切り生姜など、生のしょうががよく登場するのはこのためです。
反対に、干したり加熱するとショウガオールが増え、体を温める作用を有するようになります。 冬の乾燥生姜くず湯やしょうが湯、スープや鍋に生姜を入れる、紅茶やチャイに乾燥生姜を入れるなどの使い方は体を温める生姜の使い方です。このように乾燥させた生姜は漢方では「乾姜」と言われます。干し生姜や生姜パウダーの保存食作りは、冬場の理にかなった食べ方なのです。
- 夏は生の薬味しょうがで発汗を促し、クールダウン&余計な老廃物をデト ックス。
- 冬は加熱・乾燥しょうがで体温を上げ、代謝・免疫力アップ。
効能、便利さなどを考慮して、上手に使い分けて活用してみましょう。
