Lesson6-7 ピュアスムージー スープ&スパイス*レシピ1

お食事の1品にもおすすめなスープスムージー

材料(大きなグラスで2人分)

  • ルビーグレープフルーツ・・・・・1個
  • トマト・・・・・・・・・・・・・2個
  • 赤パプリカ・・・・・・・・・・・1/4個
  • 天然海塩や岩塩、こしょうやカイエンペッパーなど

作り方

  1. 材料はしっかり洗い、適当な大きさにカット。ミキサーのパワーが弱い場合は、小さめにカットするとよい。ルビーグレープフルーツの種はしっかり取り除き、外皮は使用しない。トマトは皮ごと使用するのでしっかりあらってへたをとる。
  2. ポイントは水分量の多い果物から先にいれていくこと。この場合は、ルビーグレープフルーツ→トマト→パプリカの順番だと、水をいれなくてもミキサーがまわりやすい。
  3. 充分に撹拌したらグラスにそそぎ、スパイスをお好みでかける。アボカドなどをトッピングとして加える。

効能、栄養素など

高い栄養価を誇るルビーグレープフルーツ

たっぷりのカリウムや食物繊維、また食欲抑制効果のあるナリンギンなどの香り成分を含み、ダイエットにはぴったりの食材です。ホワイトグレープフルーツとの違いは、ルビー種にはリコピンが含まれているという点。またホワイト種よりも糖分がより少ないのが特徴です。

たっぷりのビタミンCとの相乗効果で、美肌効果、抗酸化効果が期待できます。

ルビーグレープフルーツ使用のポイント

海外からの輸入品の場合、防カビ剤や防腐剤が使用されていることがあるため、食材用洗剤などでよく洗うようにしましょう。また、グレープフルーツ系の糖分が少ない柑橘類は、撹拌してから時間が経過すると苦味が増してきます。作り立てを食べるのが一番おすすめです。

夏に大活躍のトマト

カリウムが豊富でむくみ防止効果があり、体温を下げる作用があるので夏にはぴったりの食材です。トマトの赤いリコピンや豊富に含まれるビタミンCは抗酸化作用、美肌効果があります。
水溶性食物繊維も豊富で、スムージーにするととろりとしたテクスチャーになるのも特徴です。

また近年、トマトに含まれる成分が有する脂肪を燃焼させる効果のある遺伝子を増やしたり、血中アルコール濃度を下げる働きなども注目されています。

トマト使用のポイント

トマト(特にプチトマト)は、いちごと並んで農薬使用量が多い食材の一つです。可能であれば、無農薬無肥料や、オーガニックのものを選びましょう。無農薬栽培のものを手に入れることが難しい場合には、食材用洗剤などでしっかり農薬を落とします。

また、トマトは体を冷やす性質があります。冷えが気になる方や、涼しい時期に食べる場合は、体を温める効果のあるスパイスと合わせてスムージーにするのがおすすめです。

パプリカ

パプリカに含まれるビタミンPは、毛細血管を強化し、血行を促進する効果があります。顔の表面は毛細血管が多いため、美肌に聞くビタミンでもあります。そのほか、血中中性脂肪分解効果、血圧の上昇を抑える効果などが期待できます。

また、赤パプリカに含まれるカプサイシンは末梢血管まで血流を良くしてくれる働きがあり、老化抑制、がん予防、心臓病、動脈硬化症など予防改善効果が期待できます。

天然海塩

塩は現代の日本では敵視されがちですが、精製されていない天然の塩には豊富なミネラルが含まれています。ミネラルには様々な種類がありますが、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛など、不足しがちなミネラルが豊富です。

動物には塩は必要なものなので、質を選んで上手に取り入れましょう。東洋医学の考え方では塩は体を温める働きもあります。