小松菜のグリーンタイプスムージー
材料(大きなグラスで2人分)
- りんご・・・・・・・・・・・・・1個
- オレンジ(できるだけ国産)・・・2個
- バナナ・・・・・・・・・・・・・1/2本
- 小松菜・・・・・・・・・・・・・1.2束
作り方
- 材料は皮ごと使用するものもあるので、しっかり洗い、適当な大きさにカット。ミキサーのパワーが弱い場合は、小さめにカットするとよい。オレンジの種はしっかり取り除き、外皮は使用しない。りんごは皮ごとつかうが、種は取り除く。
- ポイントは水分量の多い果物から先にいれていくこと。この場合は、オレンジ→バナナ→りんご→小松菜の順番だと、水をいれなくてもミキサーがまわりやすい。
- 充分に撹拌したらグラスにそそぎ、フルーツなどでトッピングをして完成。
効能、栄養素など
カルシウムたっぷりの小松菜
カルシウム、鉄分、βカロテンなどのビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていて、カルシウムに関しては牛乳よりも摂取効率がよいと言われているのが小松菜です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪、粘膜や皮膚の健康維持、視力維持、さらに、喉や呼吸器系を守る働きが注目されています。
カルシウム摂取、喉や呼吸器系、粘膜や皮膚などの健康維持などといった効能があります。
小松菜使用のポイント
小松菜アブラナ科の葉野菜で、生での大量摂取は甲状腺への影響が出やすい方もいらっしゃいます。生小松菜の長期間の継続した大量摂取は控えましょう。こちらも、基本の作り方のルールをおさえてローテーションさせれば心配ありません。
また、冬の小松菜は甘くておいしいですが、夏にむけて辛みが出てきます。その時期にスムージーにする場合は、量を入れすぎない事がポイントです。
りんごは1日1個で医者いらず
りんごは他の果物に比べても特にカリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンC、有機酸(クエン酸、りんご酸)が多く含まれています。また、皮に含まれるリンゴポリフェノールには、皮膚の光老化を防止する働きがあります。スムージーにする際は皮ごと使いましょう。
成長作用やコレステロール減少、高血圧の予防、疲労回復、便秘解消効果が期待できます。
赤いりんごと青いりんごの違い
りんごにはふじ、つがるなどの赤い品種と、王林などの黄色・黄緑などの青りんごがあります。どちらのりんごでも上記の効果を得ることができますが、少しだけ違いがあります。
青いりんご・・・青いりんごの方が、赤いりんごより脂肪の燃焼を促進し、蓄積を抑える効果のあるプロシアニジンという成分が多く含まれています。プロシアニジンとはりんごに含まれるポリフェノールの一種で、内臓脂肪を蓄える器を小さくし、肝臓内で脂肪の燃焼を促進する効果があります。結果として脂肪蓄積が抑制されます。
赤いりんご・・・赤い皮にはアントシアニンが含まれています。アントシアニンには高い抗酸化作用があります。熟す前は赤いりんごにもプロシアニジンは含まれていますが、熟す過程でアントシアニンに変化していきます。
ダイエットには青りんご、アンチエイジングには赤りんごがおすすめです。
