ほうれん草のグリーンタイプスムージー
材料(大きなグラスで2人分)
- りんご・・・・・・・・1個
- みかん・・・・・・・・2個
- パイナップル・・・・・1/8個
- ほうれん草・・・・・・2,3束
作り方
- 材料は皮ごと使用するものもあるので、しっかり洗い、適当な大きさにカット。ミキサーのパワーが弱い場合は、小さめにカットするとミキサーに負担がかからず撹拌しやすい。
- ポイントは水分量の多い果物から先にいれていくこと。この場合は、みかん→パイナップル→りんご→ほうれん草の順番だと、水をいれなくてもミキサーがまわりやすい。
- 充分に撹拌したらグラスにそそぎ、フルーツなどでトッピングをして完成。
効能、栄養素など
ほうれん草は栄養満点
カロテン、ビタミンC、ビタミンB群、葉酸、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛など、ほうれん草の栄養価はトップクラスです。またあの濃い緑色にはクロロフィルがたっぷり含まれているので、しっかり撹拌してあげることでクロロフィルの吸収率が上がります。
また、貧血予防、抗酸化作用、動脈硬化予防、便秘解消など、様々な効果が期待できます。
ほうれん草使用のポイント
ほうれん草にはアルカロイド(シュウ酸)が含まれており、石ができやすい体質の方はこの影響が強く出る場合もあります。ほうれん草を生で長期間大量摂取することは避けましょう。
シュウ酸が気になる方は、赤軸ほうれん草やサラダほうれん草など、生食用のほうれん草がおすすめです。使用量やグリーンのローテーションといったポイントを押さえれば、健康体の方の1週間に2回程度、1日1杯のスムージーでの摂取量では、影響を心配する必要はほとんどありません。
みかんで医者いらず
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンP、クリプトキサンチン、食物繊維などがみかんの主な栄養素です。薄皮や筋、袋の部分に多く含まれる栄養素もあるため、筋は取らずにそのままミキサーにかけましょう。
ビタミンP(ヘスペリジン)はみかん特有のポリフェノールで、毛細血管の強化やコレステロール値の改善、ビタミンCを守る効果などがあります。また花粉症やアレルギーの炎症抑制効果も注目されており、ふくろや筋に多く含まれます。
また、クリプトキサンチンはあまり聞き慣れないかもしれませんが、ガンの抑制効果が強いという研究があり現在注目を集めています。
風邪予防、血管強化、コレステロールの蓄積を防ぎ善玉コレステロールを増加させる、血液の循環を良くする、美肌効果など、みかんも素敵な食材です。
冬以外の時期にみかんがない場合は、柑橘系の別品種のもので代用しましょう。清美オレンジや河内晩柑、夏みかんなど、時期によって国産の物でも様々な種類があります。
レシピのグリーン(葉野菜)の量について
初めてスムージーを取り入れる方にもおいしく取り入れられるよう、葉野菜の配合量は少なめの分量になっています。スムージーを続けていくと、次第に葉野菜の量が増えてもおいしく感じてくるようになります。
体がグリーンたっぷりのスムージーを求めるようになってきたら、それに素直に従って葉野菜の割合を増やしてみましょう。この時、ローテーションさせることをお忘れなく。
あくまで体が求めていること、おいしいと感じることが大切なポイントです。
