スムージースペシャリストの1日の生活スタイル

これまで学んできた知識を組み合わせて、スムージースペシャリストの1日の生活スタイルのモデルケースを見ていきましょう。

これを絶対に守らなくていはいけない、ということではありません。少しでも取り入れられる部分、意識できる部分があれば、ぜひとりいれてみてください。

 スムージースペシャリスト1日の生活スタイル

Morning

起床後、目覚めの一杯の水を飲む。常温の水や、白湯やノンカフェインのハーブティーを飲むなど、朝の体調や気分によってチェンジしても◎。

→夜寝ている間は、私たちが思っているよりたくさんの汗をかいて体が乾燥しています。起きたての体に水分補給をしてあげることで、内蔵も動き出します。

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朝の光を浴び、大きく深呼吸と伸びをする。

→日光を浴びることで、サーカディアンリズムの25時間の時計を24時間にリセットできます。体内時計を整えることで、ハッピーホルモンのセロトニン、夜の安眠を促すメラトニンなど、様々なホルモン分泌を整えていきます。深呼吸をして血流をアップさせ、自律神経を整えます。

ピュアスムージーを作り、色や香りを楽しみ味わって食べる。

→朝は「排泄の時間」です。消化に負担がかからず、食物繊維やビタミンミネラル、ファイトケミカルがたっぷりのピュアスムージーは、朝食にぴったりのメニューです。
お休みの日にはいつもよりかわいくトッピングして、楽しんでみましょう。

スムージーを朝取り入れるポイント!

「朝は少しでも長く寝ていたい!」「朝から包丁を出す時間がない!」という方は、前夜に材料をカットしミキサーや容器に入れて冷蔵庫に入れておくのがお勧めです。

前日に撹拌して作り置きすると酸化が気になりますが、カットだけなら食材の酸化は最小限に抑えられます。また、起きてすぐ冷蔵庫から出しておけば常温に戻るので、冷たすぎるスムージーになる事も避けられます。

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家を少し余裕をもって家を出る。
天気がいい日は一駅分朝の散歩を楽しむ。
エレベーターなどは使わずに階段をつかう。

→朝からぎりぎりの電車に間に合うように走るのは、ストレスがかかるためなるべく避けるのが理想です。早起きして一駅歩く余裕があると心も落ち着き、また朝から運動することで血流もアップして代謝も上がります。

ランチまでおやつは控え、水分をしっかり取る。1日1.5ℓ〜2ℓが理想的。

→排泄の時間である朝のおやつは控えましょう。その代わり、常温の水やノンカフェインのハーブティーなど、水分をたっぷり摂取します。
カフェインの入っているものや、清涼飲料水、市販の100%ジュースなどは水分にはカウントしません。

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Day Time

ランチを食べるタイミングは、時間ではなくお腹がすいているかどうか、体が求めているかどうかで決める。
まずは大皿にたっぷりのサラダを楽しみながらよく噛んで食べ、足りない場合は温かいスープなどをいただく。食前にスープタイプのスムージーをプラスしても◎。

体の声を受け取れることはスムージースペシャリストにとってとても重要です。時間ではなく、お腹がすいたタイミングでランチができるのが理想です。酵素たっぷりの新鮮な葉野菜のサラダを、質のよい油と塩で頂きます。市販のドレッシングは油の質が悪く添加物も多いため避けましょう。

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パン、ごはん、お肉やお魚が食べたいときは、昼食の時間に好きなものを1品取り入れて楽しむ。炭水化物とタンパク質はなるべくあわせない。

→炭水化物+動物性タンパク質の食べ合わせや、炭水化物量が多いことが、食後に眠くなる原因です。食べ合わせに注意して昼食を選んでみましょう。

お肉やお魚などが大好きな方は、全てを我慢する必要はありません。食べ合わせの部分で学んだ、消化に負担をかけない食べ合わせを選んで、本当に好きなものを1日に1つ取り入れ楽しみましょう。お肉とサラダ、お魚とサラダ、パンとサラダの相性はばっちりです。

3時のおやつ習慣はやめる。本当にお腹がすいている場合は、血糖値を急上昇させずないできる限り自然なもの、果物やスムージー、ナッツなどを選ぶ。

→デザートタイプのスムージーはこの時間におすすめです。

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甘い飲み物やコーヒーの砂糖、フレッシュには注意。

→飲み物に含まれている砂糖の量は想像より非常に多いものです。皆さんが大好きな有名コーヒーチェーンのフラペチーノには16オンス(約450g)で角砂糖約12個、ペットボトル入りの加糖紅茶には角砂糖約9個、濃縮還元の100%ジュースには平均で約7個以上、エナジードリンクにも約7個以上の砂糖が入っています。また食物繊維が含まれていないため、血糖値の急上昇が避けれません。

またコーヒーフレッシュは水と植物油と添加物でできています。コーヒーの飲みたい場合はできればブラック、もしくは無糖で頂きましょう。1日2杯までなら美白効果があるとも言われています。

Afternoon

食事と食事の間に、たっぷり水分を摂取する。

→水分は食事時中ではなく、食事と食事の間の時間に飲むようにしましょう。食事中に水を飲むと、胃酸を薄めてしまい消化力が落ちたり、流し込むことで噛むことを妨げてしまいます。

疲れを感じたら、伸びをして深呼吸を。意識して口角を上げてみる。

→血流が悪くならないように、適度なストレッチをしましょう。また深呼吸や口角を上げることで、副交感神経を優位にし、リラックスできる状態をつくります。

夕食は午後8時までにすませるようにする。

→午後8時までが摂取の時間なので、それまでに食べる事が理想です。大皿一杯のサラダを中心に、納豆やみそ汁など、酵素がたっぷりでできるだけ消化に負担がかからないものを腹6分目を目安に頂きます。血糖値を上げないように炭水化物を控えると、睡眠時に成長ホルモンが分泌されやすくなります。

Night

ゆっくりお風呂につかる。

→お風呂につかることでリラックスでき、副交感神経を優位にすることで、スムーズに睡眠に入りやすくなります。また血流がアップすることで、冷えなども防止できます。

寝る前にリラックスできる空間をつくり、ゆったりした時間をすごす。

→これも自律神経を整えて、質のよい睡眠を取るためにとてもよい習慣です。好きな香りのアロマや落ち着いた音楽で過ごしましょう。

寝るときは電気は真っ暗にして携帯電話などの電源も切っておく。寝る前のPCや携帯作業もできれば控える。

→寝る前のブルーライトなどの強い光や睡眠中の明かりは、良質な睡眠をつくるメラトニンの分泌を妨げてしまいます。できるだけ電子機器の操作は寝る1時間前までに終えるようにし、睡眠中はライトを消すようにしましょう。

また携帯電話の電磁波は睡眠を妨げるというデータもあるため、電源OFFが理想的です。

午後10時〜午前2時はゴールデンタイム。この時間に寝ていることが理想的。難しくても12時までには寝れるようにする。

→細胞の修復をしたり代謝を上げる成長ホルモンは、この時間に最も分泌されると言われています。また、熟睡してから30分後にも分泌されるため、この時間帯に熟睡していることが理想的です。成長ホルモンを上手に分泌させることは、いつまでも若々しい体を維持するための大切なポイントです。

ずっと健康でいられる食スタイルと合わせて、生活習慣もとても大切です。そのためモデルケースと、なぜそれがよいのかというポイントも解説しました。

この他にも、すでに取り入れられている素敵な習慣はたくさんあるでしょうし、全てを完璧にしたり、できなかったからといって後悔したり責める必要はありません。できなかったら、また次の日から意識すればいいのです。リラックスして、楽しんで生活しましょう

健康でいられる食スタイルと生活習慣を身につけ、ずっといきいきと若々しく輝ける暮らしをしていきましょう。